
研究施設(施設番号)
土木構造実験棟(S8―3)
構造実験・材料実験棟、様々な研究活動が日々行われています。
4月には新入生歓迎会をここ構造実験棟で行うのが伝統です。
共同研究推進センター303室( N9-2)
化学系の実験や顕微鏡当の設備を備えています。通称「化学実験室」(らしい)。
図書室(土木工学棟302室)
研究に必要な書籍、解析パソコン、資料等が保管されています。少人数での打ち合わせや懇親会なども行われます。別名「コンクリート道場」。今は研究室メンバー数が増えたため、学生の研究室となっています。

実験・計測器機
柱などの静的・準動的載荷が可能で任意の地震波による応答実験ができます。
鋼材の引張試験、コンクリートの一軸引張試験などに使用しています。
500kN疲労試験機
曲げ強度試験、小型梁の疲労載荷試験、
膨張コンクリートの一軸引張試験など幅広い用途がある優れものです。
1000kN耐圧試験機
主にコンクリートの圧縮試験、割烈試験に使用。
梁の載荷試験、一軸引張試験などに幅広く使用しています。
小型鉄筋コンクリート柱部材の地震応答実験を行えます。
透水試験では水圧を0.01MPa~3.0MPaまで制御できるように設計してあります。
ひび割れを拡大したり,いろいろな用途に使えます。
(25~175倍、100倍~1000倍のレンズを所有)
動弾性係数測定装置
非破壊で弾性係数を測ることができます(共鳴法)。
中性化促進装置ユニット
恒温恒湿機に外付けで使用するものです 。
当研究室で開発した水の吸水挙動でコンクリートの緻密性・耐久性を計測する非破壊試験装置
表面透気試験機(トレント法)
空気の透過性を指標にコンクリートの緻密さ耐久性を計測する非破壊試験装置
詳細なひび割れ幅を測定(0.01mm単位)でき、パソコンでひび割れのプロファイル表示・ヒストグラムを表示する機能を備えています。
AE測定システム
損傷発生時に生じる弾性波を計測(現行では2チャンネルで計測可能)。
漏水(通水)試験機
一定圧力で通水する(漏水を模擬する)ことができ、ひび割れ自己治癒コンクリートの性能評価に使用。
電気泳動ユニット
電圧を印加することで、イオンの移動が加速され、短期間でコンクリート中の塩化物イオン実効拡散係数を測定することができます。
電位差滴定装置
コンクリート中の塩分含有量を測定できる装置です。
環境試験機
温度・湿度調整が可能な装置、温度 のみ調整が可能な装置があります。
定点撮影用カメラ
試験体をきれいに撮影するために使用します。蛍光エポキシ樹脂を含浸させた試験体のひび割れ撮影にも使用します。
偏光顕微鏡
岩種の特定やセメント鉱物の特定など、セメントの組織構造の観察に使用します。
デ ィジ・シュミットND形
非破壊でコンクリートの強度を推定する試験器具(デジタル表示)。
影響因子を考慮して各種学会式等で強度を自動で推定してくれます。
プロフォメーター5+
(鉄筋探査、電磁誘導法)
鉄筋位置の探査、鉄筋向きの確認、かぶりの推定、鉄筋径の推定等ができます。
ボーリングマシーン
実構造物や試験体からコンクリートコアを採取するために使います。
真空脱気置換装置
コンクリート試験体が入ったチャンバー内を真空状態にすることで、コンクリート内の空気と(インクを溶かした)水や溶液等が置換されます。
Static
静的な計測データを計算、出力してくれるアプリケーションソフト
デジタル式ミクロンストレインゲージ(コンタクトゲージ)
コンクリートの乾燥収縮ひずみの経時変化などの計測に使用しています。長さ変 化を0.001mmの精度で計測できます。
低温恒温恒湿槽
ヒーターによる均一な加熱と、ファンモーターにオイルシール構造を採用することで安定した試験環境をつくります。
平衡調温調湿方式により20%~98%までの広域範囲を安定して制御します。

数値解析ソフト
ANSYS
複合材料の3次元線形・非線形構造解析プログラム
ATENA(2D, 3D)
鉄筋コンクリート構造物の非線形構造解析プログラム
DuCOM SD
微細構材料モデル物質平衡・移動解析プログラム
COM3D
鉄筋コンクリート構造物の3次元非線形構造解析プログラム
LINK3D
COM3DとDuCOMを一体化したマルチスケールの連成解析プログラム
コンクリート構造物の長期変形挙動の分析などに使用しています。
ASTEA-MACS
3次元温度応力解析プログラム
ELS
有限要素法(AEM)を使って破壊荷重に至った構造物の構造解析を行う2次元・3次元で解析・シミュレーションするプログラム
WCOMD
鉄筋コンクリート構造物の2次元非違線形構造解析プログラム
JCMAC3-U
温度応力・乾燥収縮応力などの初期応力・ひび割れ幅