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"granZ concrete"プロジェクトが完成

  • 2022年3月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年4月20日

2022年2月23日、本学工学基礎研究棟前にて本研究室の学生らが"granZ concrete"による透水性コンクリート舗装を実施しました。本プロジェクトは細田曉教授指導の下、M1志賀さんが指揮をとりました。


"granZ concrete"の由来は"granulated(造粒された)" と "Zero cement(セメントを使用しない)"から名前が付けられました。


本プロジェクトの目的は防草対策です。工学基礎研究棟前のテラスとメインストリートの間には土の細い面があり、雨天時にはぬかるみ、夏場は草が生い茂っていました。今回使用した"granZ concrete" は多孔質であるため高い透水性を有し、草は生えず水は舗装下の地面に吸水されるシステムとなっています。


協力会社:奥村組土木工業 様・長岡生コンクリート 様・相武生コン 様


舗装完成

使用材料は高炉スラグ微粉末、海水、高炉スラグ、成功スラグ、IWA骨材(直近のコンクリートカヌー大会でも使用)です。近年、水資源の枯渇や地球温暖化などの環境問題に対する負荷をいかに軽減できるかが土木業界の課題となっています。使用材料の循環、既往材料の置換によって課題解決に貢献できると考えます。


研究室としては、卒業・修士論文の執筆を終えた学生らが積極的に参加し、よい思い出になったのではないでしょうか。筆者も参加しましたが、土を掘り運ぶという作業がシンプルで最も過酷でした。あらゆる産業で自動化・DX化が進んでいます。一品生産である土木においても技術が進展することで労働生産性は大きく変わると感じました。






































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